背番号とは

背番号の概要

背番号(せばんごう)とは、スポーツ選手のユニフォームの背中に識別のためにつける番号のことである。また背番号は単なる数字でなく選手の象徴となり、しばしば思い入れの対象になる。何人かの選手の背番号は永久欠番にもなっている。

背番号の文字には現代では、アラビア数字が使われるが、日本においては漢数字が使われた時代がある。競技によっては、特定の数字の使用を禁じるルールが採用される場合もある。

団体競技の場合には、たいていのスポーツで背番号が与えられる。個人競技の場合には、ゴルフなど背番号とは無縁のものと、陸上競技などのように背番号(選手登録時に申告した番号または競技会主催者が用意したもの)が与えられるものがある。

団体競技では、背番号により大まかなポジションが推定可能である場合がある。

プロスポーツにおいては、名選手を称えるため、その選手の背番号を永久欠番として使用を控える場合がある。また、永久欠番までには至らなくても、そのチームにおいて名誉ある背番号であるとされる場合もある。

バスケットボール

バスケットボールでは、各競技団体によって規定が異なる。

FIBAの国際ルールでは、1961年から、審判の3秒ルールに対するシグナルとの混同をさけるため、使用できる背番号は4 - 15番までとされた。は登録人数が12人であるからだが、主要な大会では登録人数が15人または18人のことが多いため、日本協会のルール(JBAルール)では前記の原則に加えて大会主催者の決定によって2桁までの番号の使用が認められている。ただし、高校以下の年代においては各連盟により全国大会では4からの連番と規定されている。

NBAでは、0(00) - 99番まで使用可能である。ただし、56以上の番号を使用するにはリーグの許可が必要であり、また同じチーム内に00と0番を着ける選手がいてはならないという条件がある。また、チームを移らずに背番号を変更する際は、同じチームで最低4年間は同じ背番号を着け、期限までにリーグに申請を行う必要がある。そして、新しい背番号は最低3年間着けなくてはならない。

アメリカの大学バスケットのNCAAでは、00, 0, 1, 2, 3, 4, 5, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 50, 51, 52, 53, 54, 55 が使用可能な番号である。6以上の数字が使えないため、0 - 5を組み合わせて使用する。

bjリーグでは、2桁の番号であればどの番号でも使用可能である。また、1桁の番号は0を前に付けることも可能だが、0を前に付けない番号との併用(例:00番と0番)はできない。

バスケットボールでも偉大な選手の背番号を永久欠番とする慣習がある。NBAで最も数が多いのはリーグ最多の優勝を誇るボストン・セルティックスで、現在21の背番号が永久欠番となっている。セルティックスの「18」はジム・ロストカフが着用していたが、永久欠番を辞退し、後にデイブ・コーウェンスが着用し永久欠番となった。2003年には、マイアミ・ヒートでプレーしていないにも関わらず、マイケル・ジョーダンの背番号「23」がヒートの永久欠番となった。球団によってはコーチ、オーナー、ファンの他、コーチに纏わる記録までも永久欠番に指定している場合がある。また、現役中に事故や病気で亡くなった選手の番号が永久欠番となる場合もある。

背番号がある特定の選手と結びついて記憶されていることも多く、カリーム・アブドゥル=ジャバーの活躍以後は33番を着用する選手が増え、マイケル・ジョーダンの活躍以後は23番を着用する選手が増えた。特にジャバーの33番はバスケットボールのエースナンバー的扱いになり人気の背番号となった。その為、既に使用されていたり永久欠番になっていたりと使えない場合に前後の32番や34番を選ぶ例も多く(マジック・ジョンソンはレイカーズ入団時にジャバーが居た為32番を選択している)、そこから新しいエースナンバー的背番号が生まれている。また、尊敬する選手や親族と同じ番号を着用する選手もいる。